日本では、「同級生」をはじめ、会社の同僚、同じサークルの仲間、場合によってただの顔見知りでも、第三者に「友達」って紹介されることが多いようですが、日本の場合は言葉にとどまっています。中国では「友達」のことは「朋友(ぽんゆう)」と言い、一般的な「友達」との意味がありますけれど、多くは「恋人、付き合い相手」を指します。例えば、「有朋友マ?」と聞くと、「あなたは付き合っている相手がいますか?」との意味です。
恋人同士でも「他是我的朋友」(タ・シ・ウオ・ダ・ポンユウ)(こちら、私の朋友です」というふうに他人に紹介していますので、気をつけて「友達」を使っています。だけど「老朋友」(古い友人)と言ったら話しは別です。恋人と関係無し、気軽に使われています。「○○校長先生は私の老朋友なので、うちの子をよろしくね」とか、「○○社長は僕のおやじの老朋友なので今回の注文を安く見積もってちょうだい」…なにしろまだまだコネ社会である中国では「老朋友」という切り札が強いんだ(苦笑)!
中国人はだいたい明るくて感情もオープンしている人が多いです。そのせいかしら、付き合って間もないなのにすぐ、「あなたは私の老朋友だ」と言われる日本人が理解できないかもしれません。この現象は特に北方でよく見られます。多分、北方は雨水が少ない、夏季雨が降っても「カッ」と降って「カラっ」と晴れあがるというところがあるから、人々の性格も大変ドライです。しかしドライというこそ、分かりやすい面もあれば変わりやすい面もあります。そして「老朋友」同士では、つい「ちょっと手伝って」「没問題(メーウンティー)」(問題無し)と言い、無償で頼み事をしてしまいますが、それがあと出てくるトラブルの元です。(結局「没問題」じゃないんだ!)…というのが、苦い経験をしつつあっている私からの助言です。
追伸:「朋友」って日本語は確かに「ほうゆう」と読めますね。
さっきほど入力のときうっかりして、たびたび「ほうよう」と入れて、そうしたら「包容」や「抱擁」などの字が出ていました。これってひょっとしたら何か関係があるかな・・・とひとりでうなずいていたりしたハプニングがあった。
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