つい、私の年―猿年(中国語でさるのことを「猴」(ほぉ)というので、これからこの呼び方にします)になりました。本来であれば、この話しは新年にするべきですがあれこれ忙しいと言いながら、とうとう誕生月に入ってしまったのです。反省!常に反省!…それもさるの本性ですね。中国で、空計画のままでずるずると日々を過ごす人を「猴年馬月でも実現しない者」と呼ばれます。つまり地球上存在しない日になっても結果を出さないとのことです。そうならないように、頑張って活字にすることにしたのです。
日本人が猴について、特別な感じを持ってないようですが、中国では今年―猴年の到来を待ちわびていた人がたくさんいるはず。なぜなら、猴年は羊年の人が結婚する最適な年といわれるし、孫悟空という最高な猴がいるから、猴年に希望を託し、転機を望む人が少なくありません。
うれしいことは、中国明の時代に誕生した名作「西遊記」は、日本でもよく知られているのです。でも、主人公の孫悟空について皆さんはどう思われているのでしょうか?親方の唐僧のエスコートとして、お経を求めるために印度へ。途中いろんな悪者に邪魔されると同時に、師匠と八戒が妖精一方的な話ししか聞かず、彼の忠誠心までが疑われてしまうという最悪な窮地に追い込まれた後、仕方なく実家の花果山に戻るが、弟子たちに熱く歓迎され、いまのことばでいえば、きっと「やっぱ、家が一番いいわ」との気持ちでしょう。本来ならそのまま実家でのんびりと暮らしてもよいのですが、師匠と八戒たちが命の危険に陥る際、迷わずチームに戻ってくるという彼の英雄的行為は、いまでも中国で老若男女に愛されています。
しかし、孫悟空がすぐ自慢したがる癖を持っているから、(「中国で、山中無老虎、猴子称大王」ということわざがあります(強者がいないところで王様と称するという自画自賛のこと)。それは英雄孫悟空の欠点なので、彼を称える際、気をつけないといけませんね。
あと何日が経ったら、自分の干支年の誕生日がやってきます。これからみなに称えられる存在を持ちたいとも思いながら、こういった欠点も避けたいものです。 |