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第26回 中国紀行

                  作者:「21世紀中国語」ユーザ 永戸 一羽

7月上旬薬膳料理の勉強を目的に北京に行きました。今、日本では毎日のように新聞、テレビで反日デモや日中関係の悪化等報道されています。内心、私も心配で、周りの親友にも内緒で計画しました。出発の服装もデモに会っても走って逃げられるように長く使っていないジャージを着用しました。

北京について「びっくり」。中国の親友のご家族も姉妹が帰って来たように歓迎してくれました。北京のレストランでも日本人の私に友好的で、メニューの説明も優しくしてくれましたし、お茶店でも店員がにこにこして お菓子迄買って来て「食べて下さい!」と、サービスして貰いました。

王府井では私が、「トイレはどこですか?」と言ったら女性店員の方は「日本人ですか?」と聞きました。私は恐る恐る「はい」と答えると「一緒に行きましょう」と路地裏のトイレに連れて行ってくれ、私が用を足す迄待って居てくれました。

エステのお店でもリラックスしながら、日本の話に花が咲きました。

もう1つ大変感激した事が有りました。親友の教え子である中学2年生の子供から、「こんばんは」と日本語で声を掛けてくれたため緊張がほぐされた私も、片言の中国で話しお互いに理解し会えました。今回、改めて言葉はお互いの誤解を解く一番の鍵だと、感じました。(今回片言が話せたのも)現在使っている「21世紀中国語」ソフトのお陰です。

中国には良いものが沢山有ります。美味しく体に良い食事、経済発展の中でのチャンス、そして日本人が忘れかけている心 …

中国は安心、安全の国だと私がそう思いますが、皆さん是非自ら行かれてみて良い物を発見し自分の糧にしましょう!



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